次亜塩素酸水について

3月から次亜塩素酸水を無料配布してまいりましたが、当NPO の次亜塩素酸水をご使用の多くの皆様から、NITEの発表からマスコミの報道で「どうなんだ?」とのご質問を頂戴しています。
そこで、先ずこちらをご覧ください。(北海道大学発表)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000056737.html
こちらにもあります。(帯広畜産大学発表) https://www.obihiro.ac.jp/news/30218
NITEの発表と上記の発表に、当NPOも正直まごついています。しかし、よく考えると問題はそこではなく、次亜塩素酸を取り扱うサイドの問題ではないかと行き着きました。消費者は、ネット等の文言を信じて高いものを購入していたと思います。次亜塩素酸は揮発性が高く、高温に弱い性質を持っているので、消費者の手元に来た時に「濃度が薄くなったり、㏗値に異常がある」なんてことも予想されます。また、製造日・消費期限・濃度・㏗値・原材料等の記述漏れも問題があると思います。
次亜塩素酸を生成する過程で、電解式か混和型かはネットで議論されていますが、どちらも専門機関で細菌及びウイルスに対して効果があるか調べ、両方とも確たる実験結果の下、生成装置を販売しています。余談ですが当NPOでは、東日本大震災後に、床下に溜まったヘドロを除去したものの、臭いが取れないお宅から依頼を受け、現在使用している次亜塩素酸を噴霧したところ、悪臭がなくなったとの嬉しい報告をたくさんもらいました。したがって、正確に使用すれば効果があると信じています。
次亜塩素酸が100%安全か?と言われれば、「はい」とは言えません。また、噴霧に対しては、厚生労働省より指針が出ているので、奨励はしません。しかし、使い方の説明は継続します。今後も無料配布を行うにあたり、丁寧に説明をし納得してもらえた皆様に、ご使用してもらえばと思います。
最後になりますが、当NPOの生成装置は混和型です。希塩酸と次亜塩素酸ナトリウムを水道水で希釈して、濃度200ppm・㏗値5.5に仕上げています。これから夏本番ですので、配布したものは1ヶ月で使い切ってください。残ったものはトイレ掃除に利用等をお勧めします。今後は1ヶ月に1回は無料配布を行います。 新型コロナウイルスの特効薬が出来るまで、細心の注意を払い皆様の心の安心に寄与してまいります。
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